大切にしていることは犬に丁寧に接し、犬の為にならないことはしない、常に犬優先の精神で犬の個性を大切にその仔にあったケアや対応をしております。
トリミングのトラウマを改善すること、スキンケアで皮膚トラブルの改善することを特に得意とし、悩める飼い主さんが気軽に相談できるように心がけております。
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                 動物取扱責任者 斉藤 智江  登録番号 川崎市18宮保第5号

2017年12月

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12月は毎日が試験
今年もあとわずかなのに、全くそんな気がしません。
いつもと変わらない、少し忙しい日が毎日ってだけ。
 
ただ、この時期は今年1年間やってきたことへの答え合わせで
毎日が試験を受けている気持ちで行っています。
 
今年は基本中の基本に立ち返り、仕事の効率など一切無視して、皮膚だけでなく被毛もよみがえらせる
もしくは毛質をよくするために、以下のことを中心に試してきました
 
・シャンプー前にブラッシングを丁寧に行う
(時間を気にせずに)
 
・シャンプー前にバリカンやハサミを一切使わない
(粗刈りなどを行わない)
 
・バリカンを使う頻度を減らす
 
・ハサミの切れ味をできるだけ維持させる

最初は、うまくいかず時間がかかってしまったり、スランプに陥ることもありましたが
慣れてくると、普通にやっているのに時計を見ると5〜15分ぐらいいつもより早く
しかもきれいに仕上がるようになりました。
 
結果、今まで時間短縮だと思っていた行為は一切無意味で、仕上がりも悪くしていることがわかりました。
 
シャンプー前にブラッシングしてもドライヤーで乾かすときにブラシ入れるのだから
二度手間って思ってましたが、シャンプー前に徹底的にブラッシングすることでシャンプー効率も上がり
早くきれいにしっかり汚れを落とすことができ、乾かす際もブきれいに洗えているから乾きも早く
ブラシをそんなに入れなくてもきれいに毛が伸びるので被毛も皮膚も傷めにくい
 
カットする子はシャンプー前に粗刈りでバリカンやハサミでカットしたほうが
洗いやすく、乾くのも早いと思ってました。
多少のもつれていても結局切るのだからとそれほどブラッシングもしないで
バリカンでカットするのが当たり前でしたが
粗刈りする時間があるのならブラッシングにあてたほうが良いことも分かりました。

今ではシャンプー前に行うのはブラッシングのみで足の裏のカットもきれいになってから行うようにしました。
そうすることで被毛を傷めないため、来るたびに被毛の質感が変わってカットもしやすくなりましたし
仕上がりもよりきれいになりましたし、バリカンもハサミも切れ味が長持ちするようになりました。

今は毎日、やってきたことを妥協せずに行い
「あ〜前よりきれいだわ〜」「触り心地の良い毛質だ〜」「カットしやすい!」と一人自己満足しています。
だからなのか、毎年年末は余裕がなくなるはずなのになぜか毎日楽しく、心が軽い。
今まで年末に仕事が楽しいと思えたことはなかったのでとても幸せです♪
 
来年は高齢のわんこも増えて皮膚被毛だけではなく、老後を健やかに過ごせるために
筋肉やリンパへのアプローチの仕方なども研究していこうと思います。
 
来年は戌年ですし、より一層わんこたちにとって良い一年となるよう頑張ります。
少し早いですが2017年もお世話になりました。
2018年もどうぞよろしくお願い致します。
動物取扱責任者 斉藤智江 動物取扱業登録番号 川崎市 18宮保第5号