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                 動物取扱責任者 斉藤 智江  登録番号 川崎市18宮保第5号

2017年7月

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お家でシャンプー レッスン(1)

暑くなると気になるのはわんこの抜け毛と臭い。
重い腰を上げてお風呂で愛犬を洗おうと思っている方も多いのでは?

さぁ洗おう! と、いきなりお風呂に連れて行くのは「ちょっと待った!」
せっかく洗うんでしたら、せめて、せめてブラッシングしてからシャンプーを〜。

シャンプーしながら毛を抜くから、ブラッシングなんて無駄でしょう、
なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんが ブラッシングは毛を抜いたり、もつれを取ったりだけではありません。

ブラッシングは表面に付いたほこりや臭いや汚れの元となる【皮脂】を落としたり浮かしたりできます。
そうすることでシャワーで毛を濡らした時点で浮かした皮脂や汚れが流され、シャンプーで残った皮脂を落としやすくなります。
結果、乾きが早い、臭いも抑えられ、キレイもいつもより長く持続します。

犬のシャンプーは残念ながら飼い主さんが洗った気になるための魔法がされているものが多くあります。
泡立ちが良かったり、洗浄力が高かったり、良い香りが持続したり、サラサラになったり、ふわふわになったり、手触りが良くなったり。

でも実際はちゃんと皮脂が落ちていない、もしくは高い洗浄力で皮脂が落としすぎて、皮膚に大きなダメージを負わせてしまい
この時期の湿気と暑さで皮膚病を発症してしまうなんてこともあります。

せっかく飼い主さんもわんちゃんも大変な思いをしてシャンプーしたのに皮膚病になったら哀しいですよね。

もし、今までブラッシングしないでシャンプーしていた方はぜひブラッシングをしてみてください。
その際、必ずブラシを持っていない手で毛をかき分けて、少し皮膚を伸ばしてブラシでなでるように動かしてください。
片手でブラシを動かすのはだめですよ〜。
もつれや毛玉があった場合は毛の根元を手でつまんでブラシをしてください。
無理やり引っ張ったりしないでください。
もつれていなくても皮脂が毛と毛をくっつけてブラシが引っかかる場合があります。
その際は、ブラシを小刻みに少しずつ動かしていくと、引っ掛かりが取れてスーッとブラシが通ります。

犬種や毛質にもよりますが、ブラシは毛並みに沿って動かした方が無難ですね。

ブラシを持つ手に力は必要ありませんし、毛を抜くためのお高い道具もいりません。
この道具、いっぱい毛が抜ける〜って思っていたらただ単に毛が切れているだけということもあります。

ブラッシングにはスリッカーとコームがあれば十分です。 

写真は我が家のわんこです。
ブラッシングを少々さぼってしまったのでたくさん毛が抜けましたが、使用したのはスリッカーとコームだけです。

毛がとても短い子(イタグレやミニピンぐらいの短毛)は蒸しタオルで体を拭いてあげてからシャンプーするだけでも違います。

犬のシャンプーは毛を洗うのではなく、皮膚を洗うことを意識してみてください。

ブラッシングは皮膚を優しく、しっかり洗うために必要不可欠なひと手間です。

次回はいつになるか分かりませんが、洗い方をお伝えしようと思います。
それではまた。

動物取扱責任者 斉藤智江 動物取扱業登録番号 川崎市 18宮保第5号