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ガビガビになった耳の縁のケア

ガビガビになった耳の縁のケア

犬のスキンケア タイプ別使用方法
難点をクリアして耳の縁にがっちりついているカサブタをきれいにする方法

犬種:マルチーズ 女の子(避妊済み)
年齢:16歳(持病あり)

皮膚の状態:全身赤くべたつきのある皮脂に覆われていて
全身痒く炎症を起こしている

高齢で持病があるためシャンプーに時間をかけることはできません

また耳の縁が一番ひどく、ガチガチに固まったかさぶたが耳の縁にがっちりついている
シャンプーでは落とすことはできません
洗浄力の強い(ほぼ食器洗い洗剤)で洗ったとしても落とせません

さらに耳の縁は脆く鬱血しているためガッチリこびりついたかさぶたを剥がすと出血
マルチーズ の白い毛が茶色に染まってしまいます

こういう場合は耳の縁だけ霧吹きで少し毛を湿らせ
N'sdrive(エヌズドライブ)スキンクリーニングオイル
根気よく馴染ませ皮膚からカサブタを浮かせて剥がしていきます

この時まだシャワーで体は濡らさなくてOK
オイルでマッサージするようになじませていきますので体温低下を気にせず
丹念にオイルで柔らかくしていきます

固まっていたカサブタが柔らかくなってきたら
再度オイルをつけた場所を霧吹きで湿らせて
水とクリーニングオイルと皮脂を一体化するようにもみもみして馴染ませる

その後やっとシャワーで流します。

耳の縁から出血することなく綺麗に取れました

その後エヌズドライブのスキンシャンプーで残ったオイルや皮脂を落とし
スキンバリアヴィアで保護してからドライヤーでやさしく乾かします
 
高齢のわんちゃんは触られることを嫌がるようになったり
シャンプーに時間を掛けられないなどスキンケアをしっかりしにくい状況も多くあります

高齢のわんちゃんの多くは安定しない場所だったり行動を制御されることを嫌がります
滑らないマットなどを引いたうえで気になる箇所を優しくオイルでマッサージすると
比較的気持ちよくさせてくれます
クリーニングオイルで8割の皮脂や有害物を除去できれば
後はシャワーでオイルを流して、泡立てたシャンプーでささっと洗ってすすげば
わんちゃんが嫌々する前に終わらせることもできます

その後は日々のケアでカサブタができにくくするために
スキンバリアヴィアで保湿して、リバイオエピで菌をコントロールすれば
次のシャンプーはもっと時短で終わらせてあげることができますし
シャンプーの間隔も空けられるようになってきます
 
スキンケアは専用のシャンプーを使えば良いというものではありません
 
ちゃんとした製品を適材適所でその子にあったケアをしてあげることで
初めて威力を発揮します
愛犬の皮膚トラブルでお悩みの方はお聞かせください
LINE @477fvomf
 
その子に合わせたケアを取り入れやすい形でアドバイスさせていただきます